漬けもの―それは、味噌・醤油とならんで、私たち日本人の食卓には欠かすことの出来ない食べもののひとつです。これは、西欧の最高の味覚芸術といわれる「チーズ」に匹敵するといっても過言ではありません。
現在、漬物の種類は、日本全国で何十、何百種類とありますが漬物の元祖は、野菜の塩漬けです。塩漬けの中で代表的なものといえば、やはり「高菜漬」をあげなければ、ならないでしょう。
●自然豊かな瀬高町より美味しい『博多夢たかな』を製造販売
特に弊社は高菜漬専門で製造しています。現在、農家21軒と契約栽培をし、当地方(福岡県
瀬高町・山川町・柳川市・三橋町)だけの高菜を使用し、輸入品は使用しておりません。この度自家採取した高菜を使用し『無添加辛子高菜』が出来上がりました。ぜひ一度ご賞味ください。
●瀬高高菜漬の由来
高菜栽培は、旧柳川藩主、立花公によって明治後期中国から導入された「四川青菜」に端を発したもので、それと佐賀地方の在来種「紫高菜」との交雑によって研究・改良されたものです。現在、最高級と称される「筑後高菜」は分厚い肉質・特有の香気、ほどよい辛味等、どの特徴をとっても他の追随を許しません。
さて、これほどにすばらしい瀬高の高菜漬、その味覚を十分に楽しまれるには、そのまま召し上がるのが一番なのですが、ちょっとした工夫で、ご家庭の食卓に今まで気づかなかった風味の演出を提供します。
一般に油炒め、醤油煮などが多いようですが他にも野菜炒めにシチューに、湯豆腐に、煮付けにまたはピラフに、スパゲティーにといった具合に、その熟成された風味は、これらの料理に格別の香気、形容しがたい旨味を提供します。
●卑弥呼の里、瀬高
高菜漬は九州が本場ですが、中でも瀬高の高菜漬は有名です。九州の中央部、筑後平野を豊かに潤す矢部川の下流近く、川を挟むようにして並ぶ町並みが瀬高町です。
古代大陸文化と深いかかわりを持つ瀬高地方は、歴史の桧舞台を反映してか、伝説の趣きが極めて多彩です。瀬高町の東方、清水山の山麓、清水観音では、その昔伝教大師が唐からの帰途、この地に立ち寄られた折、道案内をした雉子に因んで作られた「雉子車」が有名で、また清水山の北西の丘陵には女山神籠石(ぞやまこうごいし)と呼ばれる列石があり巷を振わせている邪馬台国の女王「卑弥呼」がここに籠っていたと伝えられており、古代の謎を秘めています。
矢部川は、その昔何度も氾濫を繰り返し、これが幸いして付近の平野を潤すことになりました。最高級の高菜を生む秘訣は、実はこの肥沃な土壌にあるのです。

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